2017-01-01から1年間の記事一覧

陸王から思いを馳せて早田俊幸へ

昨日、日曜劇場「陸王」が最終回でした。この数年ドラマは全く見れておらず、当然「陸王」も見てなかったのですが、長く昼寝をした息子と一緒に風呂からあがったらちょうどやっていたので最後までみてしまいました。 まぁ、わかりやすくて人への尊敬が感じら…

新幹線大爆破

だんだんと年の瀬が迫ってまいりましたね。 私も11月いっぱいでプロジェクトを去りまして、12月頭から新しいプロジェクトへ参画しました。これはこれで新鮮な気持ちで日々を過ごしております。 さて10月に友人が東京の会社から大阪の会社へ転職いたしまして…

自分の血肉になってしまっている本を再読する、という贅沢

今回は久々の読書記録です。いやー、久しぶりですね。私事で恐縮ですが、今関わっているプロジェクトから足を洗って、新たなプロジェクトに入ることにしました。まぁ、次もローンチしたばかりのサービスを改善していくこと、温めている新規サービスをローン…

ファースト再視聴

今回のエントリも読書日記ではなく、、、面目ない。 さて、ファーストと言えば、そうです。ファーストガンダムですね。小細工なし。 Amazon プライム会員である私は、Amazonビデオでプライム会員無料のコンテンツをよく見ています。「有田と週刊プロレスと」…

日本シリーズ終了

だいぶサボってました。忙しいのがひと段落してゆっくりしてると、「なんか書きたい!」という盛り上がりがなくなるのかもしれないですね~。そんなわけでそれなりに本は読んでいたもののエントリをあげるに至らずでした。 今回も読書の記録ではなく(読書日…

夏の終わりに

高校野球も終わり、8月最終週となれば、朝晩も涼しくなってきます。夏の終わりを感じるここ数日、夏に読みたくなる本と言えばなんだろう?と自問自答しておりました。 やっぱ汗と砂にまみれる感触が圧倒的な安部公房の「砂の女」かな?瑞々しい子供時代をや…

父と子の物語(4、情熱を貫く)

父と子の物語と銘打ってシリーズを書いてきたものの、予想外に時間がかかってしまったり、シリーズ内でも直前に取り上げる本を変えたりしてしまい、どうしようか迷ってるのですが、これはライフワークとしてやっていこうかなんて若干思い始めています。なか…

生きるために必要な本

これまでの人生で写真集というのは数えるほどしか買ったことがありません。数少ないうちの一冊が、これです。 地を這うように―長倉洋海全写真1980‐95 (フォト・ミュゼ) 作者: 長倉洋海 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1996/06 メディア: 単行本 購入: 1人 …

批判の作法では届かないもの

前回からかなり時間を空けてしまいましたが、いや、なんでしょう。IT業界のゲス代表たる伊藤直也さんの事件などがありまして、ああ、エンジニアでもああいうクズって一定数いるのね~などと思い、同世代のエンジニアとしては若干テンション下がったりしまし…

父と子の物語(3、路地の子)

上原善広の新刊が出たとのこと、HONZの仲野徹さんの書評(http://honz.jp/articles/-/44135)を読んで知ったのですが、個人的には、上原さんの本としては、静かでなにか温かみのある感覚を覚えました。 そして、仲野さんの「絶対にあとがきから読んではいけ…

吉本隆明の言葉

ほぼ日には「今日のダーリン」という糸井さんの日記のようなものがトップに掲載されています。本日(6/19)の内容は、吉本隆明が子供に言った言葉がテーマになってます。それは、 「人といるとき、だれより低いものでありなさい」 というものですね。これは1…

セッターに必要なものは勇気である。

久々にNumberでバレーボール関係の前向きな記事を読みました。 number.bunshun.jp これまでの正セッターであった深津選手(彼はこのチームのキャプテンでもあります)を差し置き、今季のワールドリーグからスタメンで出ている藤井選手を中心にした記事です。…

彼を知り己を知れば百戦殆からず。レアル、連覇なる。

6/3夜、レアル・マドリーがCL史上初の連覇を成し遂げました。ユーべファンの私としては、後半途中から見るのがつらかったですが…、ファイナルですしマドリーも嫌いなチームではないので、最後まで見ました。 最新のfootballistaでも特集されていた通り、今、…

「終わりの始まり」という状況は、周囲からはハッキリ見える。

「終わりの始まり」というキーフレーズは、物語の中ではよくぶち当たるものです。バランスと秩序を保っていた状況が崩壊していく暗示としてよく用いられます。もしくは、順調に育ってきたものがその成熟段階を終えて、収束に向かうときとかですねー。 40年も…

仕事を変えるときに、誰に相談するか。

おはようございます。システムメンテナンスのため、家に帰れず会社でダラダラしてました。無事に終わって安堵しています。 そんな状況だからではないですが、何することもない時間にこれまでの転職のことを考えておりました。私自身は数回会社を変わっていま…

時々読み返したくなる本

というわけで、保坂和志「カンバセイション・ピース」です。 カンバセイション・ピース (河出文庫) 作者: 保坂和志 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/12/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 保坂和志の小説というのは、まぁ、…

疲れてゆっくりしたいんですよ。

最近、仕事そこまで大変ではないのですが、ダレてきたんですかね。もう表題のとおりで疲れて何も考えたくない。父と子の物語シリーズも中休みでそんな本読んでも疲れてしまうんじゃ~、という状況です。 そこで、なんか疲れてもやもやして何も考えたくないと…

父と子の物語(2、血と暴力の国)

父と子の物語シリーズ、その2ではコーマック・マッカーシー「血と暴力の国」でございます。 血と暴力の国 (扶桑社ミステリー) 作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2007/08/28 メディア: 文庫 購入: 11人 クリック: 18…

父と息子の物語(1、戸村飯店青春100連発)

最近なんだか書くことがないんだか、時間がないんだか、余裕がないんだかで書けておりませんでした。はてなから「そろそろブログ書きませんか」みたいなリマインダーも来たことだし、ここらで何か書いてみようかと。 家では洗濯業務を仰せつかっている私です…

感動する、ということ。

2回前からですます調に変わってしまってますが、こっちの方が書きやすいのでこちらで行きます。ええ、すみませんでした。 twitterで見かけたつぶやきがまとまってました。 togetter.com 私もいいねしてRTしてました。ごく単純で愚かしい正直さってのが私は大…

起業の際の必読書

スタートアップに参画する際には、この本を必ず読む必要があると断言いたします。 「ビジネス・クリエーション!」です。これは本当です。 ビジネス・クリエーション! 作者: Bill Aulet 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2015/01/13 メディア: Kind…

ITは本当に世界をより良くするのか…神林節を楽しむ。

「ITは本当に世界をより良くするのか?IT屋全力反省会」を読みました、というか再読しました。 ITは本当に世界をより良くするのか? IT屋全力反省会 作者: 井上誠一郎,神林飛志 出版社/メーカー: 翔泳社 発売日: 2017/02/14 メディア: Kindle版 この商品を含…

ポール・オースターの手触り

読書日記、と銘打っているにも関わらず本が読めていない…。 仕事に対して、それほど長時間のコミットをしているわけではないのだが、いろいろと会社内部の動向を見つつ、興味・勉強しておきたい分野や書籍をリスト化して少しずつ取り組んでいる。 そんなこと…

「日本人にMBAは必要か」という命題

雑な命題ですね。感想は以上です。 と、いうのでいいんだが、ま、それはそれで論点があるとは思うので、遠藤元教授の書籍を読めばいいと思う。結論がタイトルになってしまっているので読む必要があまりないわけけども…。 この命題自体は、NewsPicksのイノベ…

探偵物語(柄本明、渡辺典子)

探偵物語、と聞いてイメージするのはなんだろうか?松田優作が工藤ちゃんとして活躍するテレビ版のドラマか、同じく松田優作と薬師丸ひろ子主演の映画版か、どちらかになるだろうと思う。 しかし、ここで私が書こうと思っているのは、そのどちらでもないテレ…

リーダーシップについても至言あり。(「自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術」)

「自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術」を通勤中に読んでいる。それほど分厚い(kindleですが…)本ではなく、長時間はかからない。 自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術 | 下園 壮太 | 心理学 | Kindleストア | Amazon もともとはめ…

山崎豊子「不毛地帯」読み始め

妻の祖父が昨年秋に死去した。 葬儀を終えて、いろいろと話を聞いていくうちに、陸軍士官学校を卒業して満州へ行き、シベリア抑留を経て、ビジネスマンとして過ごした人とのことだった。 7年前に結婚の挨拶に行って以来、年に1回くらいは会っていたけれども…