9年、そして7年
震災から9年経ちました。
私の父が死んで7年になります。
命日が3/11なので、毎年こうして思いだします。
死んでから3年くらいは、いつも父ならばどういう判断をするか、今の自分はどう見えるのだろうかと考えていました。夜、家に歩いているときにふいに寂しさが襲ってきて立ち止まってしまったり、眠れずに朝を迎えることもありました。
7年経ってみて、そういうことはなくなりました。
日常に適応したのか、妻と子どものことに集中することで安定を取り戻したのか、そのあたりは正直よくわかりません。でも、もう「父だったらどう考えるか」と想いを馳せなくても自分の判断は「自分の決断」として責任もってくだせるようになっていて、そもそも私の思考の根底に父が思いはビルトインされているのでいちいち考えなくても大丈夫なはずだと、考えられるようになったのだと思います。
忘れる、というのとは違いますね。
でも、今日は、やっぱりつらいなぁ。