勇気と覚悟、リーダーによる書

酒井穣さんの本はよく読みます。

勝手に、人生の先輩というか、師匠というか、ヒーローというか、この時代を照らして生きる方向を指し示してくれる存在として、尊敬しています。

会ったこともない、本を読んだことしかないはずなのですが、その本で語っている誠実さ、勇気と覚悟に毎度心を打たれているのです。

なんちゅうか、ロールモデルと言ってしまうと畏れ多いというか…、まぁそんな感じで仰ぎ見ている方です。

 

その酒井さんが新刊を出されまして、タイトルは「自己啓発をやめて哲学をはじめよう」というものです。

 

自己啓発をやめて哲学をはじめよう

自己啓発をやめて哲学をはじめよう

 

 

一気読みでした。

 

今回も誠実で、勇気と覚悟を強く感じさせる本でした。これはもう本を読んでいただければと思います。

それにしても何が酒井さんの本をこれほど魅力あるものにしているのか、それが自分には不思議ではあります。

 

でも、心の中ではなんとなく理由はわかっていて、それを言葉にするのはその気持ちに相応しくない、という感じはあるのです。

なにか物事に耽る時に散歩する道、聴いてしまう音楽、思い出す景色、そういうものを語ることに躊躇いを覚えるのと同じような感じなのかもしれないですね。

 

ともあれ、この素晴らしい本についてはたくさんの人に読んでいただきたい、と願っております。