日本シリーズ終了

だいぶサボってました。
忙しいのがひと段落してゆっくりしてると、「なんか書きたい!」という盛り上がりがなくなるのかもしれないですね~。
そんなわけでそれなりに本は読んでいたもののエントリをあげるに至らずでした。

今回も読書の記録ではなく(読書日記なのに…)、タイトルの通り、プロ野球日本選手権シリーズ2017についてです。
私自身は九州の出身ではありますが、小さい頃からなぜか西武ライオンズのファンでして、85年のシリーズ(小学3年生)は見て悔しがってた記憶はあるので、結構古株です。
今は川崎に住んでいますので、ベイスターズとホークスどちらを応援するのかといううれしい問題に直面しましたが、見ながら福岡を応援していましたね。
黄金時代のライオンズと今のホークスは似ている面が多いので、そちらを自然に応援してしまったみたいです。

第6戦については、10回くらいまでは見たのですが、11回はもう寝てしまったので翌日確認しました(←ダメ人間)。
延長戦に入ったところまで見たわけですが、9回までで言うと、ホークスはヒット3本(で3点)、ベイスターズは7本で3点だったわけで正直押していたのはベイスターズだったように感じました。
9回裏の内川のホームランは、日本最高のバッター(と私は思ってます)は追い込まれても奇跡を起こすんだな、、、とビビりましたが。
10回表は2番の梶谷からロペス、筒香、宮崎と続くので、10回だけ見ればベイスターズに分があるわけで、ここでとれるかどうかで試合は決まるのでは…と思って10回は見ました(そして、その後寝ました)。

ベイスターズの345はセ・リーグでは最も強力、パ・リーグ最強(と私が思う)のライオンズよりも嫌な感じがします。2番から左右がジグザグで、それぞれの持ち味が違う、全員がホームランも打てる(だからこそ9番、1番の出塁が鍵になるわけで)。
7戦までいくとベイスターズが勝つ可能性はかなり高かったと思うし、そもそも第3戦もぎりぎりの戦いだったのを見ると、実力差はない、というのが今シリーズで見えた結果ではないすかねー。

92年、93年のライオンズ対スワローズは、スワローズにとってその後の黄金時代のきっかけとなり、且つ、90年代唯一のセ・リーグ連覇を成し遂げた大きな出来事だったと思いますが、今回のシリーズ敗退がベイスターズに与える力というのはすごく大きいんじゃないでしょうか。
阪神・広島を撃破して、ホークスにも脅威を与えた攻撃力、若いピッチャーがポストシーズンの中で成長を見せて柱に成長してきた今、彼らは日本一を身近に感じながら来シーズンの優勝を見据えているでしょう。率直に来年のセ・リーグは楽しみだなと思います。

ホークスについては、6戦であんなに勝負をかけるとは…、サファテを引っ張る判断はおそらく元ライオンズの森監督は絶対にやらなかったろうな…と思いましたが、6戦で勝つという覚悟を見せて取りに行ったということでしょう。逆に言えば、7戦まで行ったら負けるという危機感があったんだと思いますね。そこをあけっぴろげにした采配だった、というのが工藤という人間の大きさかなとは感じました(ラミレスは「頂上は近い、道は間違ってない」と感じたはずです)。
ただ、打線も投手陣もイマイチだった、というのが私の見た正直な感想です。
こんなザマでは、来年の優勝は危うい。下からの突き上げが必要です。
サファテは来年ここまで活躍できないだろうし、先発もピリッとしてない(ズバリ、武田です)状況で、内川のバットに頼るのは限界がある。中村や松田を7番あたりにおけるようなオーダーが必要で、野手があと2枚くらい足りないな、、、という気がします。
外部から取ってくることもできるチームですが、どちらかというと育成した方が強くなる風土な気がするので、育ってこないかな~と思ってます。
こういうチーム(昔のライオンズを彷彿とさせるチーム)には、ついつい辛口になってしまいますが、来年も期待しております。

いや、来年はライオンズが優勝してくれないかな。。。