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リーダーシップについても至言あり。(「自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術」)

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術」を通勤中に読んでいる。それほど分厚い(kindleですが…)本ではなく、長時間はかからない。

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術 | 下園 壮太 | 心理学 | Kindleストア | Amazon

 

もともとはめいろま氏のkindle本値下げtweetを見てポチってみたものだが、これは予想外に良かった(まだ読了してませんが)。

タイトルにもある通り、リーダーの役割についてメンバーのメンタルを維持する観点から記載されている。で、これらが非常に有益なのだ。一例をあげてみよう。

優秀でリーダーとしても一目おいているメンバーに対して、「そのような社員は、無意識のうちに過大な目標を立てて、それに向かって走り続けていることが多い。目標を転換できるのは、上司だけだ。」と説く。

過大な目標を立てて走っているということは、ムリをしているということで、それを続けていると最終的にメンバー自身も、チーム自体も、大きな痛手を受ける。これを避けるためにはムリが大きなダメージにつながる前に、リーダーが動かなければならないということを説得力を持って説明している。

リーダーシップについては様々な書籍が出ており、その手法はさまざまだが、基本的には理想的なチーム状態があり、そこへの到達・維持を目指していろいろなプラクティスを実行する、というものだろう。
しかしながら、その組織にあったビジョンがあり、メンバーに目を配りながら前へ進めるリーダーがいたとしても、やはりメンタルは落ちていくしそのケアが必要になる。それはチームを運営していく中で必ず出てくる課題であって、リーダーがそれに対処する必要があるのだ。各メンバー自身の責任ではなく、マネジメントの責任で対処する必要があることを明確にしていることが、この書籍を他のリーダーシップ本とは異なるレベルに押し上げている。
自分自身もマネジメントをしていることがあるが、このことには無自覚だったと言っていい。非常に大きな学びを得たと感じる。

一読をお勧めしたい。